履き良さの条件


 踵と靴とに一体感があり、踏まずの両側面がしっかりホールドされて、指の側面に心地よいフィット感があり、一番長い指の爪が前につかえないこと。靴の中で足が前後左右に動かなく、しかも窮屈でないことが履きよい靴の条件です。それもご本人の感覚での選択ですので寸法通りではありません。歩き方としてつま先を進行方向にまっすぐ出して、後ろ足の膝を伸ばして、踵の中心と第2指を結ぶ線上で体重移動する歩き方をされて、捻挫、骨折などでけがをされない限り、靴の履き良さを追求して適度な睡眠と自分の足の能力の限界を超えないようにして、足裏に部分的にも痛みを感じたら、すぐ休めて痛みを解消する生活をされる人はいつまでもきれいなお足を維持出来ると思います。 

 1.踵周辺

踵のグリップ感が程良くあって、ゆるくなく靴との一体感があること
 2.土踏まずの両サイド
小気味の良い締め付け感があって、トップラインが皮膚に吸い付いていること。
 以上を守ることにより、くるぶしの位置をヒールの中央部に固定できて、お足のふらつきを防止でき、踵の中心に重心を維持出来るので姿勢がよくなり、ヨーロッパ人のように後ろ足の膝を伸ばして歩くことが出来るようになります。くるぶしに無駄なふらつきがなくなると、くるぶし周辺の腫れが疲労性のものであれば限りなく少なくなると思います。また長期的にくるぶし関節に無用な負荷と不安定な動きが少なくなれば、くるぶし関節の位置のずれとか変形とかその周辺のむくみは押さえられ、いつまでも若い時のほっそりした足首を維持できると思います。

 3.指の側面

靴合わせの時、足の感覚でゆるすぎず、きつすぎず心地よいフイット感があること。
 4.爪先
爪先がつかえなえないこと。
 土踏まずの筋肉を親指で押して痛い人は睡眠不足、冷え性、また疲労性の原因で老廃物がたまって血行障害をおこし、筋肉や関節に痛みを伴っているからです。痛さが強いほど疲労物質が多くたまっています。お足の細い人ほど、親指が長めで小指が小さいほど、そして外股で親指に体重をかけて歩かれる人ほど外反母趾になにりやすく、うずきが恒常的であれば外反母趾の形状はますます悪化していきます。、中指の付け根下周辺の痛さも、魚の目、たこの痛さも疲労物質に比例します。もう一カ所、高めのヒールでつまづき、ふらつき、足をくねらせた時できた甲中央親指線上の、第一中足骨の接続部分の変形にも痛みが走ります。睡眠不足、疲労過多が血行障害、酸素不足をきたし、傷めた所に痛みを感じさせます。疲労の限度を越えると痛いだけでなく、いらいらがまして仕事に集中出来なくなります。疲労がたまればたまほど足を組みたくなったり、ソファの上でまで正座、または横座りになると気持ちよいと感じますが、疲れたお足を体で押さえ込んで、いっときお足のうずきを忘れるだけで、かえって血行を悪くして疲労の回復を遅らせるたけで良い休息姿勢ではありません。

 靴の各部分を丁度良さでお履き頂くと、まず筋肉の無駄な動きがなくなり、筋肉や関節の疲労が少なくなり、結果腫れていた部分の状態も改善されて、多くの人はほっそりめになります。指の側面は開張足部分の開きが縮小して細くなります。
 学校卒業時では、過激な運動をしていない限り、ほとんどの人は外反母趾になっていません。その時に、踵周辺のぴったりで、爪先がつかえない丁度良い選択が出来れば、必然的に指の側面も丁度良い靴になると思います。それには木型名を靴店に尋ねる必要があります。A木型の23cmなのか、E木型の23cmなのかシューフィッターに質問して、踵、土踏まず周辺、指の側面、爪先、と各部分が納得出来る靴を要求すべきです。定番的な靴では十分可能なことです。木型構成された靴の中から最もフィットするものを選択出来れば、ゆるみの補正も限りなく少な目ですみ、もっと履き良いものになるでしょう。
 多くの人は、楽なゆるめの靴が履き良いと思われていますが、きつくはない選択では最良の靴選びではありません。ゆるい靴はお足が前のめりなり、指の付け根部分に無駄な負担がかかり、外反母趾にも負担増をもたらして、ますます悪化させます。またゆるさをカバーするために詰め物をすると、上下には調節できますが、側面のフィット感は出ません。あまり柔らかいものを入れると、魚の目にはやさしいが、柔らかいベットと同じくフアフアしすぎて、お足が身体を垂直に維持しょうとして筋肉、関節に無用な働きをさせ、必要以上に疲労を増加させます。

(2003/04/01)
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